樹木の新年__2/5

今年は、2月5日の日没から「樹木の新年」です。ヘブライ語では「トゥビシュバット」と呼ばれ、意味は「シュバットの月15日」です。
イスラエルでは、お祭りなどは全て西暦ではなくユダヤ暦(太陰・太陽暦)に準じています。シュバットはそのユダヤ暦の中では11番目の月に当たり、その15日目ということです。西暦では1月から2月にかけての頃です。
冬の最も寒い時期を越して、草花も芽生え始める頃なので、樹木も新しい命を得るかのようです。
聖書に定められたお祭りではありませんが、ユダヤ教の口伝律法ミシュナーやタルムードの賢者たちによって、植物とイスラエルの土地の結びつきを大事にして、この日を祝祭日と定めたようです。聖書に直接関連がないので、祝祭日でも休日にはなりませんが、学校などでお休みにするところもあるようです。
現代のイスラエルでは、多くの人が植樹を行なうためにあちこちへ出かけて植樹をします。
イスラエルでは何かの記念に植樹を行います。新たな命の誕生に、また故人を記念するために。
それはイスラエルの人々が国土を愛し、大事にしているからです。

イスラエルの祭り

Posted by eli