イスラエルの行事
イスラエルの年間行事・ユダヤの暦と祝祭日
studiographicさんによる写真ACからの写真を利用しました。
ユダヤ暦月 | 西暦月 | 祝祭日 | ||
1 | ニサン | 3-4 | ペサハ(15-21日) | 過越しの祭り |
2 | イヤール | 4-5 | ラグ・バオメル(18日) | オメルの33日目 |
3 | シバン | 5-6 | シャブオット(6日) | 七週の祭り、五旬節 |
4 | タムーズ | 6-7 | * * * | * * * |
5 | アヴ | 7-8 | テイシャ・ベアブ(9日) | 神殿崩壊日 |
6 | エルール | 8-9 | * * * | * * * |
7 | ティシュレー | 9-10 | ローシュ・ハシャナー(1-2日) | 新年 |
ヨム・キプール(10日) | 贖罪日 | |||
スコット(15-21日) | 仮庵の祭り | |||
シムハット・トーラー(22日) | 律法の祝典 | |||
8 | マルヘシュバン | 10-11 | * * * | * * * |
9 | キスレブ | 11-12 | ハヌカ(25日) | 奉献の祭り、光の祭り |
10 | テベット | 12-1 | * * * | * * * |
11 | シュバット | 1-2 | トウ・ビシュバット(15日) | 樹木の新年 |
12 | アダル | 2-3 | プリム(14日) | エステル記の祭り |
過越しの祭り(ハグ・ハ・ペサッハ)
出エジプト記の祭り。イスラエルの民がモーセに率いられて出エジプトをしたことを記念。お祭りの期間中、イースト菌の入ったパンは禁止され、種なしパンを食する。
独立記念日(ヨム・ハ・アツマウート)
1948年のイスラエル建国を祝い、独立の苦労と喜びを分かち合う。
ラグ・バオメル
バルコフバがローマ兵に勝利をおさめた日。子どもたちがたいまつを焚いて祝う。
七週の祭り(ハグ・ハ・シャブオット)
過越しの祭りから七週目にあたり、最初の大麦の収穫を祝ったことに由来する収穫祭。ペンテコステの祭り。又、モーセがトーラーを授かった日とされる。
神殿崩壊の日(ティシュア・ヴェ・アブ)
テイシャは9のこと。アブの9日は、エルサレムの神殿崩壊を嘆き、嘆きの壁で祈り、9日間の断食をする。
ユダヤ新年(ローシュ・ハシャナー)
ティシュレー月1日。ユダヤ暦新年は西暦の9月から始まる。 ユダヤ暦5780年を迎えます。ティシュレー月1日。神が天地創造を行なったことを記念。新年を祝い、魚のお頭や「甘い年となりますように。」と、林檎にハチミツをかけて食する。
贖罪の日(ヨム・キプール)
ユダヤ教徒は新年ローシュ・ハシャナーから10日間懺悔をし、10日目のヨム・キプールは断食をして一年間の罪を悔い改める。イスラエルで最も重要な日で全ての施設が休み。
仮庵祭(ハグ・ハ・スコット)
イスラエルの民が出エジプト後8日間仮庵住まいだったことを偲ぶため、仮庵の家を建てて食事をする。秋の収穫を祝う意味もある。初日のみ全ての施設が休み。
律法の歓喜祭(シムハット・トーラー)
ユダヤ人は毎週1節ずつトーラー(モーセ五書)を読み、1年間で読了する。次年度また創世記から読み始めるにあたり、トーラーに感謝し、読了を祝う。
宮きよめ・奉献の祭り(ハヌカ)
ハヌカとは「奉献」の意で、紀元前167年のマカベア戦争に、ユダヤ人が勝利したことを記念した祭り。神殿を清めたとき、神殿内に聖油が1日分しか残っていなかったのに、燭台が8日間燃え続けた奇跡を記念して8日間祝う。
光の祭とも言われ、ハヌキア(ハヌカ用の燭台)に8日間にかけて1日に1本ずつ灯していく。 また油にちなんで油で揚げたパン、スフガニヤなどを食する。
プリム(ハグ・ハ・プリム)
エステル記の祭り。王妃エステルがハマンによるユダヤ人絶滅計画からユダヤ人を救ったことを記念する祭り。仮装をして賑わう。